重量物据付工事はどのように行うの?
重量物据付とは何百キロ、何tにも及ぶ大きな機械や設備を設置する作業のことをいいます。
基本的にクレーン車でつり上げて設置位置まで移動する形が多いのですが、例えば室内に設置したい場合は、クレーン車で設置位置まで持っていくことは不可能です。
そこで門型の移動する土台を設置して、とりあえずそこまでクレーン車で持って行きます。
そこから設置する機械を、横にスライドさせる形で設置位置まで持っていきます。
例えば、受電設備のキュービクルを移動する際はこういった方法が主流です。
他にはローラー式の架台を用意しておいて、そこに重量物を載せてローラーを転がして、特定の位置まで移動させる方法もあります。
ローラーを使えば、人力でも移動できるようになるため、利便性の良い方法です。
対象物がそこまで重さのないようなものでしたら、パワーコンディショナーなどで吊り上げて窓やドアから搬入させることもできます。
例えば、業務用冷蔵庫、空調設備など。
こういった方法も可能です。
信栄工業では重量物の重さや設置位置を考慮して最適な搬入方法を検討いたします。
簡単な方法というより、安全性の高い方法、一番確実性のある方法を重視して対応方法を決定していきます。